OpenAI が How Cooley is accelerating IPO work with ChatGPT を発表 ── 515億ドル規模の案件運用に
「法律事務所がAIに任せるなら、まずIPOだろう」という予想は当たっていたけど、ここまでスケールが大きいとは。Cooleyが2025年に手掛けた180件、総額515億ドル超の取引をどう加速しているのか、その具体的な仕組みが気になった。
▸何が変わったのか
Cooleyは、OpenAIの「ChatGPT Work」を基盤とした自社独自AI製品「GO Public」を構築した。従来の「類似案件のテンプレートをコピー&ペーストして修正する」手法から、クライアントの情報を起点に、公開情報や厳選された前例を統合してカスタマイズされた起点を作る方式へ移行した。David Wang氏(Chief Innovation Officer)が指摘するように、IPOでは「数千ものタスクが常に発生する」ため、この自動化が効いてくる。エージェントが情報を分析し、弁護士がレビュー・検証するワークフローが設計されている。
◈前モデル / 競合との比較
提供テキスト内には、競合他社や前バージョンとの具体的な性能比較データは記載されていない。ただし、従来の「テンプレート準拠」から「クライアント起点の統合分析」へのプロセス変更が明確な差別化ポイントとして示されている。
◈背景にある考え方
つまり、「エージェント」というAIが、人間がやるべき作業の一部(情報収集・初期分析)を勝手に進め、人間は最終的な判断や確認に集中できる、という構造だ。Cooleyの専門知識を「baked-in know-how(焼き込まれたノウハウ)」としてシステムに組み込み、エージェントが勝手に暴走しないよう制御されたワークフローを提供している。
▸こんな人・用途に
・IPO準備段階の大量の書類分析・初期ドラフト作成を担う法律事務所。
・資本市場・IPO関連の専門知識があり、業務効率化を急ぎたいエンタープライズユーザー。
▸Hacker Newsの反応
「AnthropicのCoworkに対抗する動き」として関心を集めている一方、実用性への懐疑や技術的な不安が見られる。期待と冷静な評価が入り混じる、典型的な技術者コミュニティの空気感だ。
「「Codex技術内蔵で、Web・モバイル・デスクトップで実際に業務をこなせるようになった。これはOpenAIがAnthropicのCoworkに追いつこうとしているように見える。」」
「「これ、俺の上司を置き換えられるか?」という皮肉混じりの質問。実用性より人間関係への影響を気にする視点。」
「「OpenAI版Claude Coworkか。遅すぎる感がある。最近Coworkを調達判断に使っていて、在庫切れや評判の怪しいサイトでも勝手に回してくれるので便利だった。」」
「「ブラウザにはリモートデスクトップアクセス機能があるらしい。完全なヘッドレスではないが、試したところ数秒で完全にフリーズした。」」
「「ChatGPT WorkやCodexのコンピュート使用功能是、多くの人が見落としている。アプリからリモート接続し、音声で指示してバックグラウンドで処理させるのはめちゃくちゃ便利だ。」」
◆試してみるには
OpenAIの「ChatGPT Work」企業向けプランに紐づくサービスであり、個別のGitHubリポジトリや公開APIリンクは提供されていない。導入にはOpenAIおよびCooleyとの直接コミュニケーション(Contact sales)が必要となる。
SOURCE: OpenAI (2026-09-18)


