OpenAIがHabitatの巨大化戦略を公開 ── 7000万RPSを支える裏側

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最終更新: 2026年09月12日 06:33 元記事 →

ユーザー数が10億を超えた瞬間、インフラは「壊れない」ことより「追いつく」ことが難しくなる。OpenAIがその極限状態でどう生き残ったか、エンジニアリングブログで詳細が語られている。これは単なるスケールアップの話ではなく、急成長するプロダクトを支えるための「時間を買う」技術的賭けだ。

何が変わったのか

OpenAIのアプリケーションストレージ基盤「Habitat」が、単一データベース接続のPythonライブラリから、500PB超のデータを処理する分散システムへと進化。現在では毎秒7000万リクエスト以上を処理し、ほぼ40の地理的リージョンで10億人以上の週次アクティブユーザーを支えている。注目すべきは、過去3年間で毎年10倍以上の成長を続けたこと。システムエンジニアが通常「10倍の余力を持たせ、数年保たせる」計画を立てるのに対し、OpenAIは既存スタックから最大限のパフォーマンスを絞り出しつつ、ストレージや計算リソースの逼迫に対処し、基礎投資のための時間を稼いできたという。

技術背景と意義

Habitatとは、ChatGPTやCodexなどのプロダクトがログインや設定確認、会話開始時に必要とするデータを高速かつ確実に取得するためのオンラインストレージプラットフォーム。単一のデータ参照ではなく、1つのアクションごとに多数のデータ検索が発生するため、これが遅延するとプロダクト全体が重く感じられ、失敗すると動作停止につながる。OpenAIはこれをPythonベースで構築し、Azure Cosmos DBやNanobase、Valkey、Blob storageといった多様なストレージリソースを統合管理。さらに、データレジデンシー(データ所在規制)、暗号化、マルチテナンシー、レート制限、ルーティングなどの複雑な制御レイヤーを実装し、世界中のユーザーへの公平なサービス提供を実現している。

こんな人・用途に

超大规模なSaaSプロダクトのバックエンドストレージ設計を参考にしたいエンジニアリングチーム。ユーザー爆発成長期におけるインフラスケール戦略の事例研究。多リージョン対応やデータレジデンシー要件を持つグローバルサービスのアーキテクチャ検討。

Hacker Newsの反応

正直、ChatGPTの話がどこにもない。提供されたログは全て別トピックなので、今回の記事への直接反応は確認できない。

入手方法・リンク

本記事はOpenAIのエンジニアリングブログで公開された技術記事であり、コードやモデルの提供は行われていない。詳細な技術内容はOpenAIの公式ブログ「Rapidly scaling online storage to serve over 1 billion ChatGPT users」で確認可能。

SOURCE: OpenAI (2026-09-11)

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